水分計とは?

水分計って何?


水分計の画像

水分計とは

水分計(含水計、含水率計とも)は、物質の水分含有率を測定するための機器です。
具体的には、サンプル中の水分の量や割合を定量的または定性的に示すために使用されます。
水分計の測定原理や方法はさまざまで、使用するサンプルや目的に応じて適切なものを選択する必要があります。
以下は、水分計が使用される一般的な物質や用途の例です:
建築材料: 木材やコンクリートの水分含有率を測定するため。材料の品質や適切な使用方法を判断するのに役立ちます。

紙、パルプ産業: 紙やパルプの水分含有率を測定するため。製品の品質や生産効率を向上させるために使用されます。

農業: 土壌の水分含有率を測定するため。灌漑(かんがい)のタイミングや量を決定するのに使用されます。

食品: 穀物、乾燥食品、肉、魚などの水分含有率を測定するため。品質管理や保存方法の決定に役立てられます。

製薬: 薬品や原料の水分含有率を測定するため。製品の品質や安定性を確保するために使用されます。

化学: 化学物質や原料の水分含有率を測定するため。反応の効率や製品の品質を確認するのに役立ちます。

石油、ガス産業: 石油やガスの水分含有率を測定するため。製品の品質や処理方法を決定するのに使用されます。

これらの例からもわかるように、水分計は多岐にわたる産業や研究分野で使用されており、その重要性は非常に高いと言えます。

水分計の種類は?

水分計の種類は主要のハンディタイプの物ですと以下のものがあります。
高周波式
測定物に交流の電気を流し、その電気容量の変化を測定する水分計です。
材料を傷つけず、素早く簡単に計れるタイプで現在主流になりつつあります。
※弊社販売商品「非破壊高周波水分計プロ380」は高周波式の水分計でございます。

電気抵抗式
木材は水分を含んでいると若干の電気を通します。
それを利用して含水率を測定するのが電気抵抗式です。
材料に針を刺すことになるので、材料を傷つけてしまうがサッと計測ができるタイプ


非破壊高周波水分計プロ380の画像。